結核菌に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 結核菌は、外毒素を菌体外へ分泌する。
- 結核菌の細胞壁には、ペプチドグリカンやミコール酸が存在する。
- 気道から侵入した結核菌は、肺で肺胞マクロファージに貪食され、そのマクロファージ内で増殖する。
- 結核菌感染の既往の有無を調べるためのツベルクリン反応は、典型的なⅡ型アレルギーである。
- 結核予防に用いられる生ワクチンBCG株は、ヒト型結核菌の弱毒株である。
結核菌に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 正 4 誤 5 誤解答・解説
2、3
1 誤
結核菌は、外毒素を産生及分泌しない。
結核菌は、ペプチドグリカンに脂肪酸であるミコール酸が多く結合した細胞壁を有する。
気道から侵入した結核菌の一部は、肺で肺胞マクロファージに貪食され、そのマクロファージ内で増殖することにより初期感染病巣を形成する。
結核菌感染の既往の有無を調べるためのツベルクリン反応は、典型的なⅣ型アレルギーである。
結核予防に用いられる生ワクチンBCG株は、ウシ型結核菌の弱毒株である。
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