75歳男性。体重70 kg。脳梗塞により右半身の麻痺があり、処方1の薬剤を服用していた。その後、嚥下機能が低下し誤嚥性肺炎を起こし入院したが、刻み食を食べることができるまでに回復した。血圧の上昇が認められたため、退院時に処方2が追加され、介護者が以下の処方箋を持って薬局に訪れた。
問204 (実務)
薬剤師の対応として、適切なのはどれか。2つ選べ。
- 腸溶錠の粉砕指示があるので処方医に疑義照会する。
- アスピリン腸溶錠は解熱鎮痛を目的として処方されていると説明する。
- グレープフルーツジュースは服用時でなければ飲んでも構わないと説明する。
- 胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の既往の有無を確認する。
- めまいが現れたら直ちにニフェジピンの服用を中止するように説明する。

問205 (物理・化学・生物)
腸溶性コーティングを目的とした高分子の模式図として最も適切なのはどれか。1つ選べ。なお、模式図中の官能基については、腸溶化の目的にかなう主要なもののみを示している。また、波線
は高分子鎖を示している。
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