重症肝硬変がもたらす薬物動態学的影響として、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 肝細胞への酸素供給の増加
- 肝細胞への薬物取り込みの増加
- 酸性薬物の血漿中非結合形分率の増大
- 肝血流量の増加
- CYP2C19の活性亢進
重症肝硬変がもたらす薬物動態学的影響として、正しいのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 正 4 誤 5 誤解答・解説
3
1 誤
肝硬変が重症化すると、肝血流量が低下し、それに伴って肝細胞への酸素供給の低下が認められる。
肝硬変が重症化すると、肝細胞が線維化によって、肝細胞への薬物の取り込みが減少する。
肝硬変が重症化すると、肝臓でのアルブミン合成能が低下するため、酸性薬物の血漿中非結合形分率が増大する。
解説1参照
肝硬変が重症化すると、シトクロムP450(CYP)の活性が低下する。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 第101回 問70 […]