液体クロマトグラフィーを用いた鏡像異性体の分離法には、キラル固定相法、キラル移動相法、ジアステレオマー誘導体化法がある。各法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- キラル移動相法では分析対象物に対する対掌体を移動相溶液に添加してエナンチオマー分離を行う。
- ジアステレオマー誘導体化法は、誘導体化により通常の分配クロマトグラフィーで分離することを目的とする。
- あるラセミ混合物を分離したとき、異性体間のピークの分離度(RS)は1.2であった。このとき、2つのピークは完全分離しているといえる。
- キラルカラムに固定化される光学活性な高分子として、多糖類誘導体やタンパク質が広く用いられている。

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