以下は、水道水の水質基準項目の1つを測定する試験法に関する記述である。文中の( )に入れるべき試薬と字句の正しい組合せはどれか。1つ選べ。
試験水に( ア )を含む反応液を加えて反応させ、対照と比べて、( イ )の有無を観察する。
YAKUZERO オンライン授業コース 直前割
クリック
目次
以下は、水道水の水質基準項目の1つを測定する試験法に関する記述である。文中の( )に入れるべき試薬と字句の正しい組合せはどれか。1つ選べ。
試験水に( ア )を含む反応液を加えて反応させ、対照と比べて、( イ )の有無を観察する。
解答
1
解説
・試薬a
4−メチルウンベリフェリル−β−D−グルクロニド(MUG):大腸菌の検出に用いられる
MUGは、大腸菌が有するβ−グルクロニダーゼにより、β−D−グルクロン酸と4−メチルウンベリフェロンに分解される。なお、4−メチルウンベリフェロンは、360 nm付近の紫外線を照射することにより、青白色の蛍光を発する。
・試薬b
o−ニトロフェニル−β−D−ガラクトピラノシド(ONGP):大腸菌群の検出に用いられるONGPは、大腸菌群が有するβ−ガラクトシダーゼにより、β−D−ガラクトースとo−ニトロフェノール(黄色)に分解される。
水道水の水質基準項目である大腸菌の試験法として、特定酵素基質培地法(MUG法)が用いられている。MUG法では、試験水に(a)を含む反応液を加えて反応させ、対照と比べて、(青色蛍光の増加)の有無を観察する。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 第100回 問136 […]