◉名称、化学構造
一般名:ルビプロストン
商品名:アミティーザ
◉分類
クロライドチャネルアクチベーター
◉効能・効果
慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)
◉薬理作用
ルビプロストンは、小腸上皮頂端膜(腸管内腔側)に存在するClC-2クロライドチャネルを活性化し、腸管内への水分分泌を促進して便を軟らかくすることにより、腸管内の輸送を高めて排便を促進する。
また、その作用は腸管局所にて発現し、吸収された後速やかに代謝される。
◉使用する際の注意
- 本剤による治療により継続的な症状の改善が得られた場合、又は副作用が認められた場合には、症状に応じて減量、休薬又は中止を考慮し、本剤を漫然と継続投与することのないよう注意する。
- 動物実験で胎児喪失が報告されているので、妊娠する可能性のある女性に投与する場合には妊娠検査を行うなど妊娠中でないことを確認する。また、本剤の妊娠に及ぼす危険性について患者に十分に説明し、服薬中は避妊させる。なお、本剤投与中に妊娠が確認された場合又は疑われた場合には、直ちに医師に連絡するよう、指導する。
◉副作用
◉主な副作用
下痢、吐き気、腹痛、胸の不快感など
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