66歳男性。労作性狭心症のため2週間前にカテーテル治療(Percutaneous coronary intervention, PCI)を受けステントを挿入された。その後退院し、外来受診となった。
現在の処方薬
本日の検査結果
LDL−コレステロール122 mg/dL、HDL−コレステロール53 mg/dL、トリグリセリド110
mg/dL、空腹時血糖90 mg/dL、HbA1c(JDS)値5.6%、HbA1c(NGSP)値6.0%
本症例に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 脂質検査はすべて正常であり、アトルバスタチンカルシウム水和物の投与を中止する。
- 血糖はコントロール不良なので、経口糖尿病用薬の追加が必要である。
- クロピドグレル硫酸塩の血小板凝集抑制作用は、CYP2C19遺伝子多型により変動する。
- アスピリンによる消化性潰瘍の副作用に注意が必要である。
- 抗血小板薬の併用の必要はない。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 第99回 問182 […]