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第109回薬剤師国家試験 問65 クッシング症候群

手術が適応とならないクッシング症候群の治療に用いる薬物はどれか。1つ選べ。

  1. チアマゾール
  2. ミトタン
  3. デスモプレシン
  4. レボチロキシン
  5. メチロシン
解答・解説

解答
2

解説
1 誤
チアマゾールは、ペルオキダーゼを阻害することでチロキシン(T4)、トリヨードチロニン(T3)の生合成を抑制するため、甲状腺機能亢進症の治療に用いられる。

2 正
ミトタンは、副腎皮質においてステロイドホルモンの合成を阻害するため、副腎癌、手術適応とならないクッシング症候群の治療に用いられる。

3 誤
デスモプレシンは、バソプレシン受容体刺激作用を有するため、夜尿症、中枢性尿崩症の治療に用いられる。

4 誤
レボキロキシンは、甲状腺ホルモン受容体刺激作用を有するため、甲状腺機能低下症の治療に用いられる。

5 誤
メチロシンは、チロシン水酸化酵素を阻害することでカテコールアミン生合成阻害作用を有するため、褐色性細胞腫のカテコールアミン分泌過剰状態の改善に用いられる。

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