全身麻酔薬及び麻酔補助薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ケタミンは、グルタミン酸NMDA受容体を遮断することで麻酔作用を示す。
- プロポフォールは、ヒスタミンH1受容体を遮断することで麻酔作用を示す。
- MAC(最小肺胞内濃度)は、吸入麻酔薬の力価の指標となる値であり、大きいほど麻酔作用が強い。
- チアミラールは、γ–アミノ酪酸 GABAA受容体のバルビツール酸結合部位に結合することで麻酔作用を示す。
- ドロペリドールは、アドレナリンα2受容体を刺激することで鎮静作用を示す。
コメント
コメント一覧 (2件)
ドロペリドールはドパミンD2遮断ではないでしょうか?
ドロペリドールはドパミン受容体遮断作用を有するとともにα1受容体遮断作用を示すため、解説ではα1受容体遮断作用を取り上げて解説作成しました。
解説を訂正し、ドパミンD2受容体遮断作用を有することを記載しておきます。
ご指摘ありがとうございました