ヒト染色体において、ヌクレオソームを形成する際に、DNA が巻きつくタンパク質はどれか。1つ選べ。
- アクチン
- ケラチン
- コラーゲン
- チューブリン
- ヒストン
ヒト染色体において、ヌクレオソームを形成する際に、DNA が巻きつくタンパク質はどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 誤 5 正解答・解説
5
1 誤
アクチンは、細胞骨格の一つであるアクチンフィラメントを形作る球状のタンパク質である。アクチンフィラメントは、細胞間の密着・細胞分裂・筋肉の収縮などに関与している。
ケラチンは、硬タンパク質の一種であり、毛髪や爪などに多く含まれている。
コラーゲンは、多細胞生物の細胞外基質を構成するタンパク質であり、真皮、靭帯、腱、骨、軟骨などに多く含まれている。
チューブリンは、細胞骨格の一つである微小管を構成するタンパク質であり、有糸分裂時の染色体の移動などに関与している。
塩基性タンパク質であるヒストンに酸性物質であるDNAが巻きつくことで、ヌクレオソームが形成される。
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