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第99回薬剤師国家試験 問88 注射用バンコマイシン塩酸塩の副作用

注射用バンコマイシン塩酸塩の添付文書に、使用上の注意として「60分以上かけて点滴静注すること」と記載がある。これによって予防できる副作用はどれか。1つ選べ。

  1. 回転性のめまい
  2. 水様便を伴う下痢
  3. 下肢の浮腫
  4. 顔や頸部の発赤
  5. 眼球結膜の黄変
解答・解説

解答
4

解説
注射用バンコマイシン塩酸塩を60分以上かけて点滴静注することにより予防できる副作用は「顔や頸部の発赤」である。注射用バンコマイシン塩酸塩を急速なワンショット静注又は短時間での点滴静注と行うとヒスタミンが遊離されることにより、顔や頸部などに発赤、掻痒等のレッドネック症候群や血圧低下の副作用が発現することがある。

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