医薬品による事故を防ぐための記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。
- 散剤秤量時には、散剤調剤鑑査システムを活用する。
- 装置びんへの散薬の補充は、2人の薬剤師でダブルチェックを行う。
- 薬剤交付時、本人確認は患者の名字で行う。
- 注射剤の調製後は、針刺し事故防止のためリキャップする。

医薬品による事故を防ぐための記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 誤解答・解説
1、2
1 正
散剤調剤鑑査システムとは、医薬品の容器に付いているバーコードを読み取ることにより、秤取した医薬品や秤取量を記録用紙にプリントアウトできるようにしたものである。医薬品による事故を防止するために、散剤秤量時に散剤調剤鑑査システムを活用することは有用である。
装置びんへの散薬の補充ミスは、不特定多数の患者への調剤過誤につながるため、特に注意が必要である。医薬品による事故を防止するために、装置びんへの散薬の補充を2人以上の薬剤師で行うことは有用である。
患者間違いを防止するために、薬剤交付時に行う本人確認は患者のフルネームを確認することが望ましい。
針刺し事故を防止するために、使用後の注射針はリキャップをせず、廃棄することが望ましい。
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