正常妊娠に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 受精直後から、尿妊娠反応検査が陽性となる。
- 妊娠の経過とともに、母体のクレアチニンクリアランスが低下する。
- 妊娠の経過とともに、母体の血清アルブミン値が上昇する。
- 妊娠の経過とともに、薬物の催奇形性に対する感受性が高くなる。
- 妊娠の経過とともに、母体は鉄欠乏性貧血を起こしやすい。
正常妊娠に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 誤 5 正解答・解説
5
1 誤
尿妊娠反応検査は、妊娠4週頃から陽性反応を示すため、受精直後から陽性とはならない。
妊娠の経過とともに、体液量が増大するため、クレアチニンクリアランスは増大する。
妊娠の経過とともに、母体の血清アルブミン値は低下する。
催奇形性に対する感受性が最も高くなるのは、絶対感受性期(妊娠2ヶ月頃)である。
妊娠の経過とともに、母体は多くの鉄を胎児に供給する必要があるため鉄欠乏性貧血を起こしやすくなる。
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