病院の医師から保険薬局に対して、保険処方せんに基づいた在宅患者訪問薬剤管理指導の依頼があった。薬剤師の対応のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 薬学的管理指導を、医師の指示に基づいて行った。
- 病院薬剤師にはこの業務が行えないことを、患者家族に説明した。
- 家庭用血圧計で血圧を毎日測定し、記録するよう指導した。
- 薬の服用が困難であることを確認した上で、処方医に剤形の変更を提案した。
- 副作用が発現している可能性があったので、処方医に電話で報告した。

病院の医師から保険薬局に対して、保険処方せんに基づいた在宅患者訪問薬剤管理指導の依頼があった。薬剤師の対応のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 誤っている 3 正しい 4 正しい 5 正しい解答・解説
2
1 正しい
在宅患者訪問薬剤管理指導では、薬剤師は、医師の指示に基づき、薬学的管理指導計画を策定し、患家を訪問して、薬歴管理、服薬指導、服薬支援、薬剤服用状況及び薬剤保管状況の確認等の薬学的管理指導を行い、当該指示を行った医師に対して訪問結果について必要な情報提供を文書で行う。
病院薬剤師も在宅患者訪問薬剤管理指導を行うことができる。
在宅患者訪問薬剤管理指導において、薬剤師は患者に対して毎日バイタルサイン(血圧、体温、脈拍など)を測定し、記録するように指導することがある。
在宅患者訪問薬剤管理指導を行った際に剤形が不適切であることに気づいた場合、薬剤師は処方医に対して剤形の変更を提案することができる。
在宅患者訪問薬剤管理指導を行った際に副作用が発現している可能性があることに気づいた場合、薬剤師は処方医にその旨を報告する必要がある。
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