問題志向型の診療録に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。
- 主目的は、医師の備忘録である。
- 基本的な構成として患者情報(基礎データ)、問題(プロブレム)リスト、初期計画、経過記録の4つを含む。
- 患者情報(基礎データ)には、家族構成などの本人以外の個人情報は記載しない。
- 初期計画の記載方法の1つにSOAP方式がある。
- 経過記録は、問題(プロブレム)ごとに分けて記録する。
問題志向型の診療録に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 誤 5 正解答・解説
2、5
1 誤
問題志向型の診療録(POMR)は、患者の抱える問題点を最良の方法で解決すること目的として記載される診療記録のことである。
POMRは「患者情報(基礎データ)」、「問題(プロブレム)リスト」、「初期計画」、「経過記録」の4つの項目を含む。
患者情報(基礎データ)には、患者の主訴、既往歴、副作用歴、アレルギー歴、家族構成などが記載される。
初期計画には、問題点ごとに「観察計画」「治療計画」「教育計画」の3つの項目を記載する。なお、SOAP方式は経過記録の記載方式である。
経過記録は、問題(プロブレム)ごとに分けてSOAP形式で記載する。
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