第98回薬剤師国家試験 問328

68歳男性。不整脈の既往あり。性機能不全を訴え医療機関を受診した。タダラフィル錠を処方しようとした医師が、お薬手帳を確認したところ、以下の処方歴が判明したため、医師がかかりつけ薬局に対してタダラフィル錠の適正使用に関する問い合わせを行った。薬剤師が行う情報提供の内容として不適切なのはどれか。1つ選べ。

(処方)
アミオダロン塩酸塩錠100 mg  1回1錠(1日2 錠)
1日2回 朝夕食後 14日分

 アミオダロン塩酸塩錠と併用できる。
 腎障害がある患者では、減量を検討する。
 血圧には影響を及ぼさない。
 重度の肝障害がある患者には使えない。
 服薬は1日1回までである。

 

 

 

解説
1 適切
タダラフィルは、硝酸剤及びNO供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミルなど)と併用禁忌であるが、アミオダロン塩酸塩と併用できる。
2 適切
タダラフィルを中等度以上の腎障害がある患者に投与すると、健常人に比べAUCが増加することがあるため、腎障害患者では、減量を検討する必要がある。
3 不適切
タダラフィルは血管拡張作用を有するため、本剤服用により血圧低下が認められる。
4 適切
タダラフィルは重度の肝障害のある患者に投与禁忌とされている。
5 適切
タダラフィルの用法は1日1回とし、投与間隔は24時間以上とされている。

解答
3

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