COD(化学的酸素要求量)の測定法に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
- COD値は、測定法の違いによって異なる。
- 過マンガン酸は、二クロム酸より酸化力が強い。
- 二クロム酸法では、還流による加熱操作が必要である。
- アルカリ性過マンガン酸法では、Cl−の妨害を防ぐためにAgNO3を用いる。
- 酸性高温過マンガン酸法は、工場排水試験のJIS法に用いられている。
COD(化学的酸素要求量)の測定法に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤っている 3 正しい 4 誤っている 5 正しい解答・解説
2、4
1 正しい
CODの測定法には、二クロム酸法、酸性高温過マンガン酸法、アルカリ性過マンガン酸法があり、測定法によって得られるCOD値は異なる。
酸性高温過マンガン酸法やアルカリ性過マンガン酸法は、二クロム酸法に比べ、酸化力が弱い。
二クロム酸法では、還流冷却器を付けて2時間の加熱操作が必要である。
アルカリ性過マンガン酸法は、Cl−の影響を受けにくいため、Cl−の妨害を防ぐためにAgNO3を用いる必要はない。なお、酸性高温過マンガン酸法では、Cl−の影響を受けるため、Cl−の妨害を防ぐためにAgNO3を用いる。
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[…] 第98回 問136 […]