日本薬局方フェニレフリン塩酸塩の定量法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
本品を乾燥し、その約0.1gを精密に量り、ヨウ素瓶に入れ、水40 mLに溶かし、0.05 mo1/L臭素液50 mLを正確に加える。更に塩酸5 mLを加えて直ちに密栓し、振り混ぜた後、15分間放置する。次にヨウ化カリウム試液10 mLを注意して加え、直ちに密栓してよく振り混ぜた後、5分間放置し、遊離したヨウ素を0.1 molチオ硫酸ナトリウム液で滴定する(指示薬:デンプン試液1 mL)。同様の方法で空試験を行う。
- 本品1モルに対して、3モルの臭素が反応する。
- 臭素1モルに対して、3モルのヨウ化カリウムが反応する。
- ヨウ素1モルに対して、1モルのチオ硫酸ナトリウムが反応する。
- チオ硫酸ナトリウム液による滴定は、中和滴定である。
- チオ硫酸ナトリウム液の滴定量は、空試験の方が多くなる。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 第97回 問95 […]