薬物の生体膜透過機構のうち、トランスポーターを介するが、ATPの加水分解で産生されるエネルギーを必要としないのはどれか。1つ選べ。
- 単純拡散
- 促進拡散
- 一次性能動輸送
- 二次性能動輸送
- 膜動輸送
薬物の生体膜透過機構のうち、トランスポーターを介するが、ATPの加水分解で産生されるエネルギーを必要としないのはどれか。1つ選べ。
解答 解説 2 正 3 誤 4 誤 5 誤解答・解説
2
トランスポーターを介するが、ATPの加水分解で産生されるエネルギーを必要としないのは、促進拡散である。
1 誤
単純拡散は、トランスポーターを介さない生体膜透過機構であり、ATPの加水分解で産生されるエネルギーを必要としない。
一次性能動輸送及び二次性能動輸送は、トランスポーターを介し、ATPの加水分解で産生されるエネルギーを必要とする生体膜透過機構である。一次性能動輸送では、直接ATPの加水分解で産生されるエネルギーを利用し、二次性能動輸送では、間接的にATPの加水分解で産生されるエネルギーを利用する。
解説3参照
膜動輸送は、トランスポーターを介さないが、ATPの加水分解で産生されるエネルギーを必要とする生体膜透過機構である。
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[…] 第97回 問42 […]