以下の処方により、投与されるナトリウムの量(mEq/日)として、最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、ホスホマイシンナトリウム(C3H5Na2O4P)の分子量は182、Naの原子量は23とする。
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- 22
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以下の処方により、投与されるナトリウムの量(mEq/日)として、最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、ホスホマイシンナトリウム(C3H5Na2O4P)の分子量は182、Naの原子量は23とする。
解答 解説 参考解答・解説
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本処方では、ホスホマイシンナトリウム点滴静注用0.5 g(力価)/バイアルが3バイアル/回、1日2回処方されている。このことから、ホスホマイシンが1日3 g処方されていることになる。
ホスホマイシン3 gの物質量(mmol)は、以下のように算出できる。
3 g÷ホスホマイシンの分子量(182-23×2+2=138)=0.0217 mol=21.7 mmol
ホスホマイシンとナトリウムは1:2で結合することから、ホスホマイシン21.7 mmolに結合しているナトリウムを以下のように算出することができる。
21.7×2=43.4 mmol
これらのことから、ホスホマイシンナトリウム点滴静注用0.5 g(力価)が6バイアル中に含まれるナトリウム量を以下のように算出することができる。
43.4 mmol×電荷=43.4 mEq
電解質量(mEq):mEq=mmol×価数
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[…] 第97回 問331 […]