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第97回薬剤師国家試験 問242〜243

室内空気を汚染させる原因物質には、二酸化炭素、一酸化炭素、じんあい、微生物、化学物質などがある。医療施設では清浄度によるゾーニングがなされ、各エリアの空調管理が行われている。

問242(実務)
室内環境管理に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 室内空気を衛生的に保つため、二酸化炭素濃度は1.0%以下とされている。
  2. レジオネラ症の主症状は、激しい下痢である。
  3. 二酸化炭素は、通常、検知管法で測定される。
  4. ホルムアルデヒドは、シックハウス症候群の原因となる。

解答・解説

解答
3、4

解説
1 誤

室内の二酸化炭素濃度は、建築衛生法、ビル管理法で0.1%(1,000 ppm)以下と定められている。

2 誤
レジオネラ症の主症状は、肺炎などの呼吸器疾患である。

3 正
二酸化炭素の測定には、通常、検知管法を用いる。

4 正
ホルムアルデヒドは、揮発性有機化合物(VOC)であり、シックハウス症候群の主な原因物質である。

参考
シックハウス症候群とは、壁紙やフローリングなどの建材に含まれる化学物質が原因で起こる健康障害のことである。

問243 (衛生)
4人の患者が入院している病室の必要換気量が90 m3/hであるとき、この病室の必要換気回数(回/h)はどれか。1つ選べ。ただし、この病室は、床面積60 m2、床から天井までの高さ3 mの直方体とする。

  1. 0.3
  2. 0.5
  3. 1
  4. 2
  5. 3

解答・解説

解答
2

解説

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