粉体の性質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 粉砕しても、その比表面積は変化しない。
- 粉砕すると、安息角は小さくなる。
- 粒子径が大きいほど、空隙率が大きい粉体層を形成する。
- 個数平均径Dnと質量平均径Dwを比較すると、Dn<Dwである。
- ガス吸着法や空気透過法による粒子径測定では、粒度分布は得られない。

粉体の性質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 正 5 正解答・解説
4、5
1 誤
粉体を粉砕すると、その比表面積(1 g当たりの面積)は大きくなる。
粉体を粉砕すると粒子径が小さくなり、付着凝集性が大きくなるため、安息角は大きくなる。
粒子径が大きいほど、充填率が大きくなるため、空隙率の小さい粉体層を形成する。
同一粉体において、個数平均径Dnと質量平均径Dwは異なる値を示し、両者の大小関係は、Dn<Dwである。
ガス吸着法や空気透過法では、個々の粒子径の大きさを判別することができないため、粒度分布を得ることはできない。
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[…] 第97回 問176 […]