薬物Bの併用が薬物Aの体内動態に及ぼす影響として、正しいのはどれか。2つ選べ。

解答 解説 2 正 3 誤 4 正解答・解説
2、4
1 誤
メトクロプラミドは、胃内容排泄速度を増大させるため、小腸上部に存在する担体から吸収されるリボフラビンの消化管吸収を抑制する。
エリスロマイシンは、CYP3A4阻害作用を有するため、トリアゾラムの肝代謝を阻害する。
炭酸水素ナトリウムは、尿のpHを上昇させ、尿中のサリチル酸の分子形の割合を低下させるため、サリチル酸の尿細管再吸収が抑制される。
メトトレキサートとプロベネシドは、共に近位尿細管に存在する有機アニオン輸送系によって分泌されるため、メトトレキサートとプロベネシドを併用すると、メトトレキサートの尿細管分泌が阻害される。
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[…] 第97回 問171 […]