DNAの構造について、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 構成塩基は、アデニン、グアニン、シトシン及びウラシルである。
- アデニンと対をなす塩基はグアニンである。
- 構成糖としてD−リボースを含む。
- ヒトの染色体DNAは環状構造をとる。
- 生理的条件下では主に右巻きらせん構造をとる。
DNAの構造について、正しいのはどれか。1つ選べ。
解答 動画解説 解説 2 誤 3 誤 4 誤 5 正解答・解説
5
1 誤
DNAの構成塩基は、プリン塩基であるアデニン、グアニンとピリミジン塩基であるシトシン、チミンである。なお、ピリミジン塩基であるウラシルはRNAの構成塩基である。
DNAでは、アデニンとチミンは2本の水素結合を形成し対をなし、グアニンとシトシンは3本の水素結合を形成し対をなす。
DNAは構成糖として、2−デオシキ−D−リボースを含む。なお、RNAは構成糖として、D−リボースを含む。
ヒトの染色体DNAは環状構造ではなく、鎖状構造をとる。
DNAは生理条件下、主に右巻きの二重らせん構造を形成している。
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