SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動を行った後、タンパク質の染色に用いる最も適切な化合物はどれか。1つ選べ。
- ニンヒドリン
- 臭化エチジウム
- o-フタルアルデヒド
- フルオレセインイソチオシアネート
- クーマシーブリリアントブルー(クマシーブリリアントブルー)
SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動を行った後、タンパク質の染色に用いる最も適切な化合物はどれか。1つ選べ。
解答
5
解説
1 誤
ニンヒドリンは、一般にアミノ酸やイミノ酸を検出する際に用いられる。ニンヒドリンは、アミノ酸と反応すると青紫色、イミノ酸と反応することで黄色を呈する。
2 誤
臭化エチジウムは、核酸を検出する際に用いられる。臭化エチジウムは、2本鎖で形成される核酸にインターカレーション(隙間に挿入)されることで蛍光を発光する。
3 誤
o-フタルアルデヒドは、アミノ酸を検出する際に用いられる。o-フタルアルデヒドは、アミノ酸と反応すると蛍光を発光する。
4 誤
フルオレセインイソチオシアネートは、タンパク質などのターゲット分子と反応し、蛍光を発するため、プローブ(ターゲット分子を検出するための標識)として用いられる。
5 正
クーマシーブリリアントブルー(クマシーブリリアントブルー)は、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動を行った後、タンパク質の染色に用いられる。
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