第109回薬剤師国家試験　問57　てんかん

解答
４

解説
１　誤
複雑部分発作は、意識消失を伴う部分発作であり、自動症（本人の自覚なしに、無意識に行う動作、行動）が認められる。

２　誤
欠神発作は、全般発作であり、小児〜思春期に多く、痙れんを伴わない短時間の意識障害が認められる。

３　誤
強直間代発作は、全般発作であり、突然の意識消失後、強直性痙れん（体軸性の強直）、間代性痙れん（筋肉の収縮・弛緩を繰り返す）、昏睡、睡眠が認められる。

４　正
ミオクロニー発作は、全般発作であり、意識消失の自覚症状が無いことが多く、身体の一部又は全身に瞬間的な筋収縮が認められる。

５　誤
脱力発作は、全般発作であり、突然の瞬間的な脱力が認められる。