84歳男性。体重減少と身体活動の低下のため介護保険施設に入所中である。歩行中に転倒し、大腿骨頸部骨折により整形外科病院に入院となった。患者は、オルメサルタン、 アゼルニジピン、エソメプラゾール、アトルバスタチン、センノシドを服用中であった。
(現病歴)
高血圧症、脂質異常症、便秘症
(入院2週間前の血圧記録)
血圧手帳より、平均112/64 mmHg
(入院時検査値)
血圧110/62mmHg、心拍66拍/分、LDL-C 82mg/dL、HDL-C56mg/dL、
TG(トリグリセリド)110mg/dL
病棟担当薬剤師は、患者が持参した薬剤の継続について医師から相談を受け、本患者の生命予後に関して、 文献の情報を参考に検討した。
生命予後の改善を念頭に、薬剤師が医師に伝える内容として、最も優先順位が高いのはどれか。1つ選べ。
- オルメサルタンを中止する。
- アトルバスタチンを中止する。
- オルメサルタンとアゼルニジピンを同時に中止する。
- オルメサルタンとアゼルニジピンの合剤に変更する。
- 現在の治療を継続する。
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