血管平滑筋細胞において、可溶性グアニル酸シクラーゼを刺激して血管拡張作用を示すのはどれか。1つ選べ。
- アルプロスタジル
- シルデナフィル
- ベラプロスト
- リオシグアト
- マシテンタン
血管平滑筋細胞において、可溶性グアニル酸シクラーゼを刺激して血管拡張作用を示すのはどれか。1つ選べ。
解答
4
解説動画
解説
1 誤
アルプロスタジルは、プロスタグランジンE1製剤であり、プロスタノイドEP受容体を刺激し、アデニル酸シクラーゼを活性化して血管拡張作用を示す。
2 誤
シルデナフィルは、ホスホジエステラーゼⅤ阻害薬であり、ホスホジエステラーゼⅤを阻害して血管拡張作用を示す。
3 誤
ベラプロストは、プロスタグランジンI2誘導体であり、プロスタノイドIP受容体を刺激し、アデニル酸シクラーゼを活性化して血管拡張作用を示す。
4 正
リオシグアトは、可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激剤であり、可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)の感受性を高めるとともに直接sGC刺激することで、cGMPの産生を促進する。
5 誤
マシテンタンは、エンドセリン受容体拮抗薬であり、エンドセリンA及びエンドセリンB受容体を遮断して血管拡張作用を示す。
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