オステオカルシンのグルタミン酸残基のγ–カルボキシ化を促進するのはどれか。1つ選べ。
- メナテトレノン
- エルカトニン
- カルシトリオール
- テリパラチド
- イプリフラボン
オステオカルシンのグルタミン酸残基のγ–カルボキシ化を促進するのはどれか。1つ選べ。
解答
1
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解説
1 正
メナテトレノンは、ビタミンK2製剤であり、骨基質のオステオカルシンをγ–カルボキシル化することにより正常な骨代謝を促進する。
2 誤
エルカトニンは、カルシトニン製剤であり、破骨細胞のカルシトニン受容体に作用することにより骨吸収を抑制する。
3 誤
カルシトリオールは、ビタミンD製剤であり、腸管からのCa2+の吸収を促進し、副甲状腺ホルモン(パラトルモン)の合成・分泌を抑制する。また、破骨細胞の機能を抑制して骨吸収を抑制する。
4 誤
テリパラチドは、副甲状腺ホルモン製剤であり、間歇的投与により前駆細胞から骨芽細胞への分化促進、骨芽細胞のアポトーシスの抑制し、骨形成を促進する。
5 誤
イプリフラボンは、イソフラボン製剤であり、直接作用により骨吸収抑制作用を示すとともにエストロゲンによるカルシトニン分泌促進作用を増強することにより間接的に骨吸収を抑制する。
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