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第109回薬剤師国家試験 問191 白内障

白内障に関する記述のうち、正しいのはどれか。2選べ。

  1. 硝子体が混濁する疾患の総称である。
  2. 先天性と後天性とに大別できる。
  3. 副腎皮質ステロイド性薬の長期投与により、発症を抑制できる。
  4. 治療に用いる点眼薬として、ピレノキシンとグルタチオンがある。
  5. 加齢による白内障では、点眼薬の投与により混濁が消失する。
解答・解説

解答
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解説
白内障は、水晶体に混濁が起こる疾患の総称であり、水晶体タンパク質の変性(凝集)により水晶体が白濁して無痛性の視力低下を伴う。白内障には先天性のもの(代表的なものとして、先天性風しん症候群)と後天的のもの(要因:加齢、副腎皮質ステロイド性薬の長期間の使用、糖尿病、放射線など)がある。白内障の薬物療法として、ピレノキシン、グルタチオン点眼液が用いられるが、混濁を消失させることはできない。

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