2種類の粉体A及びBの粉体層について、図1に示すように、種々の垂直応力(σ)を加えた状態で可動セルを水平方向に引っ張ることでせん断試験を行った。得られたせん断応力(τ)の値をσに対してプロットした結果を図2に示す。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、τとσの間にはクーロンの式が成立するものとする。
クーロンの式 τ=μ・σ+C
μ:内部摩擦係数、C:付着力(いずれも定数)
- 粉体Aは粉体Bよりも安息角が大きい。
- 粉体Aを造粒するとグラフの傾きが大きくなる。
- 粉体Bは粉体Aよりも付着力が強い。
- 粉体Bに滑沢剤を適量添加すると内部摩擦係数が大きくなる。
- 粉体Bは粉体Aよりもオリフィスからの流出速度が大きい。
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