核内受容体のリガンドの前駆体となるビタミンはどれか。1つ選べ。
- ナイアシン
- ピリドキシン
- パントテン酸
- レチノール
- ビオチン
核内受容体のリガンドの前駆体となるビタミンはどれか。1つ選べ。
解答
4
解説
核内受容体のリガンドの前駆体となるビタミンは、レチノール(ビタミンA)である。レチノールは肝臓でレチノイン酸となり、核内のレチノイン酸受容体と結合することで遺伝子の発現を制御する。
1 誤
ナイアシン(ニコチン酸、ニコチン酸アミド)は、酸化還元反応及び糖質、脂質の代謝反応などの補酵素として働く。
2 誤
ピリドキシン(ビタミンB6)は、アミノ基転移酵素(アラニンアミノトランスフェラーゼ、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)の補酵素として働く。
3 誤
パントテン酸は、補酵素A(CoA)となり、カルボン酸を活性化し、アシル基転移反応の補酵素として働く。
4 正
前記参照
5 誤
ビオチンは、ピルビン酸カルボキシラーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼの補酵素として働く。
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