32歳女性。身長166cm、体重54.0kg、体表面積1.6m2。急性前骨髄球性白血病(acute promyelocytic leukemia:APL)と診断され、入院の上でトレチノイン(内服)、イダルビシン(静注)、シタラビン(静注)による寛解導入療法を施行することになった。入院時の持参薬、検査結果及び既往歴は次のとおりである。
問288(実務)
化学療法の開始にあたり病棟担当薬剤師が確認すべき内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。
- ラベプラゾールNa錠の中止
- クロピドグレル錠の中止
- ベタメタゾンリン酸エステルNa点眼液の追加
- 炭酸水素ナトリウム錠の追加
- フィルグラスチム(遺伝子組換え)注射液の追加
問289(病態・薬物治療)
今回の治療開始後10日目より、体重増加、発熱、及び呼吸困難が認められた。その際の対処として、適切なのはどれか。2つ選べ。
- 寛解導入療法薬を休薬する。
- メチルプレドニゾロンを投与する。
- シクロホスファミドを投与する。
- メトトレキサートを投与する。
- イマチニブを投与する。
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