体内動態が線形1−コンパートメントモデルに従う薬物について、静脈内投与時の投与量に等しいのはどれか。1つ選べ。ただし、このときの血中濃度時間曲線下面積をAUCとし、全身クリアランスはCLtot、分布容積はVdとする。
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解答
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解説
全身クリアランスCLtotは、体内に移行した未変化体総量X0と血中濃度時間曲線下面積AUCより求めることができる。
静脈内投与時、投与した薬物は全て体内に移行するため、「投与量=体内に移行した未変化体総量X0」となる。このことから、静脈内投与時における投与量を全身クリアランスと血中濃度時間曲線下面積の積より求めることができる。
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コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。実際の記事とは関係無いのですが、質問がありコメントさせて頂きました。
アナフィラキシーショックを起こしている患者さんに対し、βブロッカーを使用している場合アドレナリンが効かない理由は何でしょうか?
血管収縮により血圧を上昇させる(=効果ある)のでは?と思ってしまいます。
<βブロッカーとアナフィラキシーについて>
ヒスタミンなどのアナフィラキシーに関するケミカルメディエーターは肥満細胞や好塩基球から産生放出される。
これらはα作用によって促進、逆にβ作用によって抑制作用を受け調整されている。そのため、βブロッカーを服用している状態でアドレナリンを使用するとα作用が優位に現れ、ケミカルメディエータの遊離が促進されることによりアナフィラキシー症状が悪化することがある。
これらのことから、βブロッカー服用中は通常よりもアドレナリンを多く投与する必要があるとされています。