光に対して不安定な薬物Aを含有するフィルムコーティング錠に含まれる添加剤を以下に示す。添加剤の種類や量を変更したときに起こり得る錠剤特性の変化に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- カルメロースカルシウムをカルメロースナトリウムに変更すると、錠剤は崩壊しにくくなる。
- ヒドロキシプロピルセルロースの配合量を相対的に減らすと、素錠の硬度は下がりやすくなる。
- ステアリン酸マグネシウムの配合量を相対的に減らすと、キャッピングが起こりやすくなる。
- ヒプロメロースをヒプロメロースフタル酸エステルに変更すると、日本薬局方崩壊試験第2液中における薬物Aの溶出は起こらない。
- 酸化チタンを除いても、本錠剤に光を当てた際の薬物Aの安定性は変わらない。
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