粒子径のみが異なる大小2種の単分散球形固体粒子から成る粉体Ⅰ及びⅡを、同一仕込み量(W0)で一定温度の水にそれぞれ投入し攪拌した。溶解せずに残っている量(Wt)を経時的に測定したところ、図のような関係が得られた。この結果の説明に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、溶解はシンク条件において拡散律速で進行するものとし、試験条件は同じとする。
- 粉体IとⅡの粒子の溶解現象は、いずれもHixson–Crowellの式に従う。
- 粉体Iの粒子は、粉体Ⅱの粒子よりも粒子径が大きい。
- 粉体Ⅱの粒子は、溶解に伴って粒子の形状が球形から不規則形に変化している。
- 粉体Iの粒子の溶解速度定数は0.006g1/3/minである。
- 試験開始60分後において、溶解した粉体Ⅱの量は0.36gである。
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