下部消化管に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ピコスルファートは、腸内細菌の作用でレインアンスロンを生成し、アウエルバッハ神経叢を刺激することで、大腸運動を促進する。
- ラクツロースは、界面活性作用により腸内容物の表面張力を低下させ、水分を浸潤させることで、硬便を軟化させる。
- ルビプロストンは、小腸上皮に存在するCl-チャネル2(ClC–2)を活性化することで、腸管腔内への水分分泌を促進する。
- リナクロチドは、グアニル酸シクラーゼC受容体を活性化し、サイクリックGMP(cGMP)濃度を増加させることで、腸管分泌及び腸管運動を促進する。
- センノシドは、管腔内で水分を吸収して膨張し、腸壁を刺激することで、蠕動運動を促進する。

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