我が国の医療保険制度に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 国民はいずれかの公的医療保険に加入する。
- 自らが将来使用する医療費を予め積み立てておく自助の原則による。
- 被用者保険と国民健康保険とでは、現物給付される医療の内容は異なる。
- 医療保険制度による医療の財源に、公費は含まれていない。
- 後期高齢者医療制度の被保険者には、75歳以上の者及び65歳以上75歳未満の寝たきり状態にある者が含まれる。
我が国の医療保険制度に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 誤 4 誤 5 正解答・解説
1、5
1 正
日本は「国民皆保険」制度を導入している国であり、国民は基本的にいずれかの公的な医療保険制度に加入することが義務付けられている。
我が国の医療制度では、積立方式ではなく、集めた保険料を必要な者に給付する方式が採用されている。
被用者保険と国民健康保険で現物給付される医療の内容は同じである。
療保険制度による医療の財源として、税金をもとに国・地方自治体が支出する「公費」、患者が負担する「自己負担」、各医療保険制度が集めた「保険料」がある。
後期高齢者医療制度は75歳(寝たきり等の場合は65歳)以上の方が加入する医療制度である。本制度の被保険者には、①:75歳以上の者、②:65歳以上74歳以下で寝たり等一定の障がいがあると認定された者(②においては、本人の意思により、被保険者とならないこともできる)が含まれる。
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