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第104回薬剤師国家試験 問331(実践問題) 抗がん剤の調製

以下のレジメンを肺がん患者(体表面積1.70 m2)に適用することになり、薬剤師がミキシングを行うこととなった。 1バイアルあたり500 mg充填されているペメトレキセド(凍結乾燥品)を使用し、1バイアルあたり20 mLの生理食塩液で溶解する場合、ペメトレキセドの1日当たりの投与量(薬液量)として正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 14 mL
  2. 20 mL
  3. 34 mL
  4. 40 mL
  5. 68 mL

解答・解説

解答
3

解説
本剤を溶解するためには1バイアル(ペメトレキセド500 mg含有)あたり20 mLの生理食塩液が必要であることから、溶解後の薬液中のペメトレキセドの濃度は、25 mg/mLとなる。本患者の体表面積は1.70 m2であることから、ペメトレキセドを850 mg(500 mg/m2×1.70 m2)に相当する薬液量34 mL(850 mg÷25 mg/mL)を投与する必要がある。

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