第104回薬剤師国家試験 問144

第104回薬剤師国家試験 問144

薬剤師法に基づいて薬剤師又は薬局開設者が行った業務に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 薬剤師が、販売又は授与の目的で調剤した薬剤の適正な使用のため、患者に対し必要な情報を提供し、薬学的知見に基づく指導を行った。
2 薬剤師が、処方箋中に疑わしい点があったので、その処方箋を交付した医師に問い合わせたが連絡がつかなかったため、後で確認することにして調剤して交付した。
3 薬局開設者が、患者から希望があったので、調剤済みとなった処方箋を、すぐに患者に返した。
4 薬剤師が、分割調剤を行ったので、処方箋に必要な事項を記載し、調剤録への記載は省略した。
5 薬局開設者が、調剤録を最終の記載日から3年間保存したのち廃棄した。

 

 

 

 

 

 


解答
1、5


解説
1 正
2 誤
薬剤師は、処方せん中に疑わしい点があるときは、その処方せんを交付した医師、歯科医師又は獣医師に問い合わせて、その疑わしい点を確かめた後でなければ、これによって調剤してはならない。(薬剤師法24条)
3 誤
薬局開設者は、当該薬局で調剤済みとなった処方せんを、調剤済みとなった日から3年間、保存しなければならない。(薬剤師法27条)
4 誤
薬剤師は、薬局で調剤したときは、調剤録に厚生労働省令で定める事項を記載しなければならない。ただし、その調剤により当該処方せんが調剤済みとなったときは、この限りではない。(薬剤師法28条)
分割調剤を行い、調剤済みとならなかった場合、処方せんに必要事項を記載するとともに、調剤録へも必要事項を記載しなければならない。
5 正
薬局開設者は、当該薬局で調剤済みとなった処方せんを、調剤済みとなった日から3年間、保存しなければならないとされていることから、調剤録を最終の記載日から3年間保存したのち廃棄することは問題ない。