36歳女性。重症嘔吐と摂食不良により、低カリウム血症となり、L−アスパラギン酸K注射液を投与することになった。
この注射処方箋で疑義照会すべき内容はどれか。1つ選べ。
- 生理食塩液の量が少ない。
- 点滴速度が速い。
- L−アスパラギン酸カリウム濃度が低い。
- L−アスパラギン酸カリウムの 1日の投与量が過量である。
- L−アスパラギン酸カリウムの1日の投与量が不足である。
36歳女性。重症嘔吐と摂食不良により、低カリウム血症となり、L−アスパラギン酸K注射液を投与することになった。
この注射処方箋で疑義照会すべき内容はどれか。1つ選べ。
解答 解説解答・解説
1
L−アスパラギン酸K注射液10 mEq/10 mL/アンプル1本を生理食塩液(200 mL/ボトル)1本で希釈していることから、希釈後の溶液の濃度は10 mEq÷210 mL=0.0476 mEq/mL≒47.6 mEq/Lとなる。
希釈後の溶液の濃度が40 mEq/Lよりも高いことから、希釈するのに用いる生理食塩液の量が少ないと疑義照会すべきである。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 第103回薬剤師国家試験 問342 […]