第103回薬剤師国家試験

第103回薬剤師国家試験 問330

第103回薬剤師国家試験 問330

腎機能不全に対する配慮が必要な患者に高カロリー輸液の調製を行う際、ブドウ糖含有率50%の基本輸液500 mL、脂肪乳剤(ダイズ油20%)100 mL、高カロリー輸液用微量元素製剤(2 mL)、総合ビタミン剤(5 mL)を準備した。この組成に加える総窒素量8.1  mg/mLの総合アミノ酸輸液の量として最も近いのはどれか。1つ選べ。ただし、NPC/N比を400、脂肪乳剤(ダイズ油20%)100mLに含まれる熱量を200 kcalとする。

1 100 mL
2 400 mL
3 800 mL
4 1,000 mL
5 1,500 mL

 

 

 

 

 

 

解答・解説

解答
2


解説
加える総窒素量8.1 mg/mLの総合アミノ酸輸液量をX mLとすると、窒素量(N)を求めることができる。

<窒素量(N)を計算する>
窒素量=8.1 mg/mL×X mL=0.0081X g

<NPC(非タンパクカロリー)を計算する>
ブドウ糖によるエネルギー量=50%×500 mL×糖のAtwater係数=250 g×4 kcal /g=1000 kcal
NPC=ブドウ糖によるエネルギー+脂肪によるエネルギー=1000 kcal+200 kcal=1200 kcal

<加える総窒素量8.1 mg/mLの総合アミノ酸輸液量をX mLを計算する>
NPC/N比を400とすることから、400=(1000+200)÷0.0081Xが成立する。
上記より、X=370.4 mL

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