HOME > 第103回薬剤師国家試験 > 第103回薬剤師国家試験 第103回薬剤師国家試験 問178 2020年4月11日 第103回薬剤師国家試験 問178 油相に水相を常温で攪拌しながら徐々に加え、o/w型のクリーム剤を調製したい。調製している溶液の粘度変化を表すグラフとして最も適切なのはどれか。1つ選べ。 解答・解説 解答 4 解説 通常、クリーム剤の調製は外相に内相を加えることにより行われるが、本問では、油相に水相を加えo/w型のクリーム剤を調製していることから、外相と内相が入れ替わる転相によりクリーム剤を調製していると考えられる。 内相を加えることにより起こる転相では、内相の比率が74.02%を越えると転相が認められる。分散系における粘度は、内相の比率が増加するとともに増大するため、転相が起こるまでは粘度の上昇が認められ、転相後には粘度の低下が認められる。 Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -第103回薬剤師国家試験