医療用活性炭の品質管理を目的として、ガス吸着法による比表面積測定を行った。試料2.0 gに対する窒素ガスの単分子吸着量が3.0×10-2mo1であったとき、この試料の比表面積(m2/g)に最も近い値はどれか。1つ選べ。
ただし、アボガドロ定数を6.0×1023mo1-1窒素分子の分子占有断面積を1.6×10-19m2とする。
- 1.6×102
- 2.2×102
- 1.0×103
- 1.4×103
- 2.2×103
医療用活性炭の品質管理を目的として、ガス吸着法による比表面積測定を行った。試料2.0 gに対する窒素ガスの単分子吸着量が3.0×10-2mo1であったとき、この試料の比表面積(m2/g)に最も近い値はどれか。1つ選べ。
ただし、アボガドロ定数を6.0×1023mo1-1窒素分子の分子占有断面積を1.6×10-19m2とする。
解答 動画解説 解説解答・解説
4
<試料1 gに対する窒素ガスの単分子吸着量を求める>
3.0×10-2 mo1÷2 g=1.5×10-2mo1/g
<この試料の比表面積を求める>
試料1 gに1.5×10-2 mo1の窒素ガスが吸着していることから、試料1 gに「1.5×10-2×アボガドロ定数(個)」の窒素ガスが吸着していると考えられる。
このことから、この試料の比表面積(m2/g)を以下のように計算することができる。
この試料の比表面積(m2/g)=試料1 gに吸着している窒素ガスの個数×窒素分子の分子占有断面積=1.5×10-2×アボガドロ定数(個)×1.6×10-19=1.44×103(m2/g)
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