表は、我が国における1995年と2015年の年齢三区分別人口構成割合及び2035年における予測値を示したものである。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 年少人口割合と老年人口割合の和は、従属人口割合となる。
- この表から求められる老年人口割合の倍化年数は、20年より短い。
- 1995年から2015年にかけて、老年化指数は2倍以上上昇している。
- 2015年における老年人口指数は50を上回る。
- 2035年に予測される年少人口指数は15を下回る。
表は、我が国における1995年と2015年の年齢三区分別人口構成割合及び2035年における予測値を示したものである。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
解答 解説 2 誤 3 正 4 誤 5 誤解答・解説
1、3
1 正
年少人口と老年人口の和より、従属人口が求められる。よって、年少人口割合と老年人口割合の和は、従属人口割合となる。
1995年から2015年にかけて老年人口割合は15%→27%(1.8倍)、1995年から2035年にかけて老年人口割合は15%→33%(2.2倍)となっていることから、20年以上かけて老年人口が2倍になると推察することができる。よって、この表から求められる老年人口割合の倍化年数は、20年より長い。
老年化指数は、(老年人口÷年少人口)×100より求めることができる。
式より表にあるデータより老年化指数を以下のように求めることができる。
1995年:老年化指数=(15÷16)×100=93.75
2015年:老年化指数=(27÷13)×100=207.69
上記より、1995年から2015年にかけて、老年化指数は2倍以上上昇している。
老年人口指数は、(老年人口÷生産年齢人口)×100より求めることができる。
式より表にあるデータより老年人口指数を以下のように求めることができる。
2015年:老年人口指数=(27÷60)×100=45
上記より、2015年における老年人口指数は50を下回る。
年少人口指数は、(年少人口÷生産年齢人口)×100より求めることができる。
式より表にあるデータより年少人口指数を以下のように求めることができる。
2035年:年少人口指数=(10÷57)×100=17.54
上記より、2035年における年少人口指数は15を上回る。
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