下図のような拡散制御膜において、溶質分子が単位時間に透過する物質量と反比例の関係にあるのはどれか。1つ選べ。
- 溶質の膜中での濃度差(C1-C2)
- 溶質の膜中での拡散係数
- 溶質の分配係数(C1/Cin)
- 膜の厚さ
- 膜の有効表面積
解答・解説
解答
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解説
拡散制御膜における単位時間当たりの物質の透過量(膜透過速度)は、Fickの法則に従って変化する。
Fickの法則において、膜透過速度は「溶質の膜中での濃度差(C1-C2)」「溶質の膜中での拡散係数」「溶質の分配係数(C1/Cin)」「膜の有効表面積」に比例するが、「膜の厚さ」には反比例する。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。いつもTwitterやYouTubeでの発信、ありがとうございます。
102回問49に出たグラフの見方がいまいち理解できません。
グラフの見方(C1:Cinより濃度が高くなる理由、Cin→C1とC2→Coutで濃度が急に変わる理由など)について解説動画を作成して頂きたいです。
よろしくお願いします。
[…] 第102回 問49 […]