解答
5
解説
GABAトランスアミナーゼを阻害し、抗てんかん作用を示すのは、バルプロ酸である。
1 誤
ガバペンチンは、興奮性神経系の前シナプスに存在する電位依存性Ca2+チャネルに結合し、興奮性伝達物質(グルタミン酸など)の遊離を抑制することにより抗てんかん作用を示す。
2 誤
エトスクシミドは、T型Ca2+チャネルを遮断し、T電流を減少させ神経細胞の過興奮を抑制することにより抗てんかん作用を示す。
3 誤
ジアゼパムは、GABAA受容体−Cl-チャネル複合体のベンゾジアゼピン受容体に結合し、GABAAの受容体の機能を亢進させることにより抗てんかん作用を示す。
4 誤
ゾニサミドは、作用機序について完全に解明されていないが、Na +チャネルの不活性化により抗てんかん作用を示す。
5 正