体温と発熱に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 体温は延髄にある体温調節中枢によって調節される。
- 体温を変化させる生物学的因子の1つに月経周期がある。
- インターロイキン−1は内因性発熱物質である。
- 体温調節中枢でのプロスタグランジンE2の産生が発熱に関与する。
- 発熱をきたす疾患の1つに膠原病がある。
体温と発熱に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
解答
1
解説
1 誤っている
体温は視床下部に存在している体温調節中枢によって調節されている。
2 正しい
体温を変化させる生物学的因子には、概日リズム(24時間周期で変動する日内変動:サーカディアンリズム)や女性においては性ホルモンの分泌の周期(月経周期)が存在する。
3 正しい
内因性発熱物質には、インターロイキン−1、インターロイキン−6、インターフェロンなどが存在する。
4 正しい
プロスタグランジンE2が体温調節中枢に働くと、セットポイントが上昇することにより正常体温以上に体温が上昇する。
5 正しい
膠原病とは、全身の血管や皮膚、筋肉、関節などに炎症がみられる病気の総称で、症状として原因不明の発熱や湿疹、関節痛が認められる。
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