HOME > 第101回薬剤師国家試験 > 第101回薬剤師国家試験 第101回薬剤師国家試験 問76 2020年4月11日 第101回薬剤師国家試験 問76 長期大量投与により網膜症を生じて、薬害の原因となった医薬品はどれか。1つ選べ。 1 ソリブジン 2 クロロキン 3 サリドマイド 4 ペニシリン系抗生物質 5 アミノピリン 解答・解説 解答 2 解説 1 誤 ソリブジンと5−フルオロウラシル(5−Fu)の併用により、5−Fuの代謝が抑制され、血液障害等の副作用が発現した。 2 正 クロロキンの使用により、クロロキン網膜症(視野の欠損、視力低下など)が発現した。 3 誤 サリドマイドの使用により、アザラシ肢症(胎児の四肢の発育不全)が発現した。 4 誤 ペニシリン系抗生物質の使用により、アナフィラキシーショックが発現した。 5 誤 アミノピリンが配合されたアンプルの使用により、ショックが発現した。 Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -第101回薬剤師国家試験