薬物の乳汁移行性について正しい記述はどれか。1つ選べ。
- 乳汁は血漿に比べて塩基性であるため、弱塩基性薬物は乳汁中に移行しやすい。
- 乳汁は血漿に比べて塩基性であるため、弱酸性薬物は乳汁中に移行しやすい。
- 乳汁は血漿に比べて酸性であるため、弱塩基性薬物は乳汁中に移行しやすい。
- 乳汁は血漿に比べて酸性であるため、弱酸性薬物は乳汁中に移行しやすい。
- 乳汁と血漿のpHは同じであるため、薬物が弱酸性あるいは弱塩基性であることは、乳汁移行性に影響を及ぼさない。
薬物の乳汁移行性について正しい記述はどれか。1つ選べ。
解答
3
解説
乳汁のpH6.6〜6.8であり、血漿(pH7.4)に比べ酸性である。弱塩基性薬物は、血漿から乳汁中に移行すると分子形分率が低下(イオン形分率が増加)するため、乳汁中に滞留しやすい。
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